個人再生手続きには、どのようなタイプのものがありますか?
個人再生手続きには、次のような3つのケースがあります。
■小規模個人再生
■給与所得者等再生
■上記を共にする住宅資金貸付債権の特則
住宅資金貸付債権の督促とはどのような制度ですか?
住宅ローンの返済が滞ると、最終的には抵当権が実行され競売に付されます。
上記の住宅資金貸付債権の特則というのは、このようなことがないように、住宅資金貸付債権の特別条項を置くことによって、生活の基盤である住宅を確保し、住宅ローンの返済猶予・延長により※再生を図ることを目的とする制度となっています。
なお、この制度を活用する場合は、再生計画に住宅ローンについての特別条項を設ける方法で行われます。
※減額・免除はありません。
住宅資金特別条項の内容は?
住宅資金特別条項の内容は、次のようなものです。
■期限の利益を回復する特別条項
■最終弁済期を延長する特別条項
■元本の一部の弁済を猶予する特別条項 |