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時効の主張の仕方について

どうすれば時効が成立するのですか?

時効は、時効期間が満了した後に、時効によって利益を受ける者(借主)が、相手方(貸主)に対して時効の利益を受けることを主張すれば、それだけで成立します。

ちなみに、この行為を時効の援用といいますが、特に相手方の承諾などは必要ありません。

商事消滅時効とは?

商法522条(商事消滅時効)は、次のように規定しています。

⇒ 商行為によって生じた債権は、この法律に別段の定めがある場合を除き、5年間行使しないときは、時効によって消滅する。ただし、他の法令に5年間より短い時効期間の定めがあるときは、その定めるところによる。

債権等の消滅時効とは?

民法167条(債権等の消滅時効)は、次のように規定しています。

■債権は、10年間行使しないときは、消滅する。
■債権又は所有権以外の財産権は、20年間行使しないとき、消滅する。


超過利息分の取り扱いは?
相殺できない場合とは?
時効制度とは?
時効の援用とは?
借主の承認と時効の中断

相殺による借金の消滅とは?
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