話し合いで逃れることは可能ですか?
遅延利息については、期限の利益を喪失したケースとは異なり、付かないで済ますということはできません。
貸金業者や金融機関の場合には、通常、わずか一日の滞納であっても、日割計算で遅延利息を請求していきます。
具体的には、翌月分の請求書にしっかり上乗せされてきます。
よって、無駄な利息や遅延損害金を支払いたくないのであれば、返済計画を立てて返済の準備をし、返済を怠らないことが大切です。
利息のみの支払いは契約違反?
お金の貸し借りで分割払いの場合、通常ですと元金の返済プラス利息分の返済ということになります。
よって、利息分しか返済しないというのは、当初の契約に違反しているということになります。
それでは、なぜ業者は契約を解除しないのでしょうか。
これは、貸金業者などにしてみれば、利息分が利益であり、元本はそのまま貸し続けても、その方が儲けが多くなるからです。
しかしながら、お金を借りた側について考えてみますと、長期的に利息しか支払えないようであれば、すでに経済的には破綻していると思われますので、利息しか支払えない時点で、債務整理が必要といえます。 |