身に覚えのない借金を業者に問い合わせる際に注意する点はどのようなことですか?
身に覚えのない請求を受けた場合で、しかも、相手がこれまで借りたことも聞いたこともない業者のときには、直接連絡をするのは危険ですので注意してください。
これは、サラ金やカード会社というのは、利用者から、借入残額やその月の返済額、あるいは住所変更など個人情報についての問い合わせを受けると、取引先番号や氏名だけでなく、本人確認と称して、生年月日や電話番号も尋ねてくるからです。
つまり、相手が架空請求詐欺の業者であれば、より多くの個人情報を相手に教えてしまうことになるからです。
また、そのような業者は、実は、請求書を受け取った被害者が、驚いてコンタクトを取ってくるのを待っているのです。
そして、連絡をしてきた被害者がお金を支払うまで、しつこくつきまとうのがその手口なのです。
具体的には、被害者が連絡を取るとその電話番号がわかりますから、今度は電話で頻繁に、強迫するような口調で金を返せと迫ってくるようになります。
どう対処したらよいですか?
身に覚えのない請求書を受け取った場合には、直接相手に連絡する前に、次のようなところに必ず相談するようにしてください。
■国民生活センター
■消費生活センター
■市区町村の消費者相談窓口...など |