借りたことを覚えていない請求書がきた場合はどうしたらよいですか?
あちこちに借金があって、借りたかどうかよく覚えていないとか、借金をした覚えはないけれど何となく不安があるという人の場合には、お金を支払ってしまう前に、本当に借金があるかどうか確認するようにしてください。
具体的には、請求書を送ってきた業者が、大手のサラ金やカード会社であれば、顧客専用の相談窓口があるはずですから、そこに問い合わせてみてください。
ただし、連絡先は、請求書に記載されている電話番号ではなく、自分で調べてかけるようにしてください。
これは、悪質業者の中には、大手企業や有名企業と似たような社名を名乗って、自前の電話に被害者を誘い込もうとする者がいるからです。
よって、身に覚えのない借金の請求書がきたら、たとえお客さま直通コールセンターなどと問合せ先があったとしても、絶対にそこに電話をかけてはいけません。
架空請求詐欺とは?
架空請求詐欺には、次のような手口がありますが、身に覚えがなければ絶対にお金を支払ってはいけません。
■社会保険庁を装い、未納分の年金を請求したり、年金の過払い分があったとして返還を請求する詐欺
■国税庁をかたり、還付金を返還するからと、コンビニのATMを操作させてお金を騙し取る手口...など |