日掛け金融とは?
日掛け金融と呼ばれる金融業者は、法律上は「日賦貸金業者」といいます。
日掛け金融業者は、飲食店などの営業主に貸付け、ほぼ毎日、営業している店に集金に出向いて資金の回収を図っています。
日掛け金融業者の金利は違法ではないのですか?
他の金融業者は、金利の上限が29.2%とされているのに対して、日掛け金融業者は、出資法の「日賦貸金業者についての特例」という規定で、54.75%まで金利を取ることが認められています。
日掛け金融業者はなぜ高金利が認められているのですか?
日掛け金融業者に高金利が認められているのは、次のような理由からです。
■日掛け金融業者はほとんどが零細業者であること
■他の貸金業との兼業を禁止されていること
■毎日のように集金に赴くので回収にコストがかかること...など
日掛け金融業者を利用する飲食店とは?
飲食店といえども、ある程度の売り上げがあって黒字になっていれば、銀行などから融資を受けられます。
なので、必然的に日掛け金融業者からお金を借りるというのは、やはり赤字経営のところが多くなります。
54.75%という金利は、考えられないくらい高いですので、日掛け金融には手を出さないほうがよいと思われます。
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