どのようなことに気をつけたらよいですか?
たとえ親や兄弟からの借金であっても、しっかりした契約書を作成しておくべきで、その契約書には、次のような約定も記載します。
■借入金額
■返済方法
■返済時期...など
これは、なあなあで条件をはっきりとせずに借金をすると、返済の時期や利息をめぐって争いとなることがあるからです。
また、税金の対象ともなりますが、このようなしっかりした契約書を作成しておけば、その貸借が贈与と認定されることが少ないからです。
もし贈与と認定されるとどうなるのですか?
もし贈与と認定されてしまいますと、贈与を受けた側に重い税金がかかってきます。ただし、基礎控除の年110万円以内であれば税金はかかりません。
なお、契約書の成立については、公証人による確定日付印をとっておくとよいと思います。
贈与と認定されないためには?
一般的には、次のようなことが必要とされています。
■貸借の事実があったこと
■返済能力があること
■実際に返済していること |