消費者金融・ローン法律情報館V



給与所得者等再生手続開始決定後の流れについて

再生手続開始決定後の手続はどうなるのですか?

再生開始がなされると、公告がなされ、債権調査が行われます。そして、その後、債務者は再生計画案を裁判所に提出します。

ちなみに、手続としては、もっとも簡素化されているといえます。

再生計画案とは?

上記の再生計画案というのは、多数の同意を不要とし、裁判所が債権者に意見※を聞いて、再生計画を認可するかどうかを判断するものです。

ちなみに、この点については、小規模個人再生が債権者の一定の同意による可決を条件としているのとは異なります。

※再生計画案が認められない事情があるかなどです。

再生計画案が可決されるとどうなるのですか?

再生計画案が可決されると、一定の不許可事由がない限り、再生計画の認可が裁判所によりなされ、債務者はその後は再生計画に従って返済していくことになります。

なお、通常ですと、返済総額は大幅に減少しますが、住宅ローンについては減額はありません。


再生手続開始決定後は?
個人再生の申立て費用は?
給与所得者等再生手続開始決定後の流れは?
住宅資金貸付債権の特則とは?
自己破産の支払不能の状況の目安は?

再生計画の不許可事由とは?
給与所得者等再生手続きの要件・メリット
給与所得者等再生計画が不認可となる場合とは?
自己破産は最後の手段?
自己破産の手続きの流れは?

Copyright (C) 2011 消費者金融・ローン法律情報館V All Rights Reserved