どのようなところに注意したらよいですか?
任意整理を行う際には、次のような点に注意してください。
■借金の全額を整理すること
⇒ 一部の借金が残っていたりすると、そこから再び借金が膨れ上がりますので注意が必要です。
■分割返済の場合、無理な返済案にしないこと
⇒ 無理な返済計画案は、結局は破産になります。
⇒ よって、返済計画案の作成に際しては、可能な返済額について十分に検討することが大切です。
⇒ 収入から、最低生活費を差し引いた額を月々の返済額とするようにします。
■長期の返済案とはしないこと
⇒ 長期の返済案ですと、貸主も認めにくいでしょうし、本人の負担が重くなるからです。
⇒ 2〜3年で完済する返済計画にします。
調停事件とは?
民事調停法第2条(調停事件)では、次のように規定しています。
⇒ 民事に関する紛争が生じたときは、当事者は、裁判所に調停の申立てをすることができる。 |