通常、弁護士に依頼すると、たとえ悪質な業者であっても、借主への取立てを控えるようになります。

最近では、少額訴訟や支払督促など、裁判手続きを悪用した架空請求も増えていることから、その対応も専門的な法律知識を必要とするケースが少なくないようです。

よって、悪質業者を相手にする借金トラブルについては、弁護士に相談するのがよいと思われます。

知り合いに弁護士がいない場合は、各弁護士会で紹介してもらうか、市区町村の主宰する無料法律相談などで面識を得た弁護士に相談してみるとよいでしょう。

相性もありますから、いきなり依頼するのではなく、まず法律相談をしてみて、この人であれば気兼ねなく相談できそうだという弁護士に依頼するのがいいと思います。

一般的には、法律相談は、30分〜1時間の相談で5,000円〜1万円程度です。

所定の研修を修了し、法務大臣の認定を受けた司法書士（認定司法書士）は、簡易裁判所の管轄する事件に限って、弁護士のように私たちの代理人として訴訟手続に参加できることになっています。

なので、借金トラブルで困っている場合には、認定司法書士に相談してみるのもよいと思います。

ちなみに、一般的には、弁護士に依頼するよりも安い費用で、裁判所の手続きを代行したり債務整理を行ってもらえます。