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多重債務の一本化

多重債務の一本化について

今回のテーマは、多重債務の一本化についてです。

さて、多重債務というのは一本化したほうがいいのでしょうか。

そもそも多重債務者とは、自分の返済能力以上の借金を抱えてしまった人のことです。

この多重債務者には「多件数債務者」と「多額債務者」の2種類ありますが、一本化の場合は、まとめても借金の総額は変わりませんので、「多件数債務者」の人を対象にしたものといいうことができます。

では、多重債務を一本化することにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

多重債務の一本化のメリットとしては、通常、融資総額が高額になるので、その分金利が低くなることがあげられます。

これにより、返済金額全体としての金額が少なくなります。また、自転者操業している方には精神的に楽になるという面もあるかもしれません。

ここで多重債務を一本化する場合の手続ですが、融資を受けるとすぐに他社の借入を完済して、その借用書と領収書を融資を受けた会社に提出することになります。

ただし、この多重債務の一本化にはデメリットもあります。

例えば130万円分の借入総額をしようと思ったら、通常キリのいい150万円とか200万円で契約することになりますので、さらに借入が増えてしまうということがあるのです。

もちろん、利用しなければいいだけの話しなのですが・・・。

また、件数が減ったということで、他社からさらに借入してしまったり、完済した会社からまた借入してしまったりということもあるようです。

これらはすべて利用者に強い意志があればデメリットにはなりません。

ちなみに、多重債務の一本化を実行するときには、メジャーなところを選んでください。

一本化を売りにした違法業者も多いので、この点には注意が必要です。

最近では、銀行系の会社でも活発に取り組んでいるところもありますので、安心できる会社を選びましょう。

消費者金融では大手よりも中堅の業者で多く取り扱っているようです。


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