強制執行の申立による債権の回収とは?
この債権回収は、勝訴の判決や強制執行認諾約款のある公正証書を債務名義として、債務者の財産に対して強制執行をし、強制的に債務者の財産から回収する方法です。
しかしながら、債務者に資産がなければ、強制執行しても費用倒れに終わります。
なお、サラリーマンの場合には、給料を差押えてくることがありますが、この場合でも全額を差押えることはできません。
抵当権の実行による回収法とは?
通常、金銭賃借では、金額が大きくなると債務者の財産に抵当権を設定します。これは、抵当権が設定されていると、強制執行・競売によって債権を回収することができるからです。
ちなみに、不動産を担保とする方法には、この抵当権の設定のほかに、次のような方法もあります。
■質権の設定
■譲渡担保
■代物弁済予約 |